No-Fly.No-Life

飛行機と旅と、ときどきバイクについて語ります

アメックスのキャンセルプロテクションが使えなかった話

キャンセルプロテクションも個人的には目玉の一つのカードだったのに・・・

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アメックスの名誉の為に断っておくと、今回のケースは僕の発券が若干特殊だったために起きたケースです

ケースバイケースで変わるので、とりあえず電話アタックをおすすめしますw

 

状況をおさらいすると、

<旅程>

3/30 HND-SIN-KUL/KUL-CGK

4/1 CGK-NRT

<航空券>

①NRT-KUL:去年のタイ旅行の帰りのためにKUL発券した航空券の復路部分

②KUL-CGK:MHで片道発券

③CGK-NRT:アラスカ航空のマイルを使って発券

<キャンセル事由>

社命出張

取引先が出張行こうよって言われて、前々からこの日は無理ですって伝えたんだけど、逆にどうしてもこの日じゃなきゃいけないことになりまして・・・

仕方ないのでAMEXに泣きついたわけです

 

さて、キャンセルプロテクションでカバーされる条件ですが、

個人事業主、企業役員ではないこと:出張日程自分で決めれるやん、ってことでしょうか

・キャンセルに伴う費用のみ:変更可能航空券の変更手数料は保障されません

マイル等で支払った場合、実際にアメックスで決済した金額の割合しか保証されない

 

今回の僕のケースは3つ目のせいで保証されない、というか帰ってくる金額が雀の涙になるわけなんです

 

順を追って説明すると、

①の航空券は変更可能航空券で変更手数料は300MYR

②の航空券は変更不可航空券で、税金のみ戻ってくる(197MYRの損失)

③の航空券はマイルで支払っており、キャンセル手数料は125USD

 

変更手数料は保証されないので、①はどう頑張っても実費

②の航空券の損失分197MYRは保証範囲内

③の航空券はマイルで購入しているため、実際の費用に対してアメックスで支払った分の割合のみ保証範囲内

この、実際の費用に対してアメックスで支払った分の割合ってよくわからないですよね

だって、マイルで購入してるとは言え、その他の費用は全部アメックスで払ってるんだから割合で言えば100%ちゃうんかいな、と

 

ところが、マイルを特典航空券に替えるというのは、実際にはマイルで購入しているというふうに受け取られるわけです

今回のCGK-NRTの片道ビジを実際に購入すると20万円ほどになると思います

つまり、今回保険で計算される総額は、

197MYR+125USD+発券手数料60USD+20万JPY=225400円

そのうち実際にアメックスで支払った割合は

25400/225400=11.3%になり、保証される金額は2870円

さらに、免責が補償金額の10%または1000円のより高いほうになり、今回のケースでは1000円となるので、実際に払い戻される金額はマックスで1870円ということになるわけです

そんなわけで、今回はキャンセルプロテクションの申請は諦めました

1870円に対して労力がかかりすぎるなぁ、と

 

以上、ちょっと特殊な状況だったために保証を受けられなかった話でした

たまたま今回は受けられなかったけど、例えば普通にJALで変更不可の航空券を購入し、ホテルもキャンセル不可の料金で予約した場合は単純に合計額の9割は戻ってくるので得られる恩恵は大きいと思います

(ホテルが3万、JALの払い戻し手数料2万の場合、45000円帰ってきます)

 

おわり